Nyao's Funtime!!

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オタクな人も知って損なし!日本の現代美術家10+10人(パート2)

パート1の続き。1962年以降に生まれた「ポスト村上」アーティスト達を列挙します。

1.イチハラヒロコ 1963生
イチハラヒロコ - Wikipedia

「言葉」そのものをアートとして定着させる試みは既に一般的で、ジェニー・ホルツァーやバーバラ・クルーガーなんかが有名ですが、日本ではこの人。(あ、この3人、みんな女性ですね。なんでだろ)
海外の「言葉」のアーティストの作品がたいていシニカル・シリアスなのに対して、イチハラさんのはユーモラスで鷹揚とした作品が多いのが特徴かも。

この人ゴミを押しわけて、はやく来やがれ、王子さま。

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  • 作者: イチハラヒロコ,ケリー伊藤,南平妙子,三修社編集部
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そういう意味ではアートじゃなくてキャッチコピーじゃん、あるいはポエムじゃん、という見方もあると思いますが、海外のショッピングセンターで「万引きするで。」と大書された紙袋(外人は当然読めません)を配布するパフォーマンス(2001年)なんかは非常に現代アート的。


2.会田誠 1965生
会田誠 - Wikipedia
日本の現代アート最大のトリックスター、あるいは鬼っ子と言えるかも。みんな大好き会田さん。
本気なのか冗談なのか、天才なのか幼稚なのか、はたまた何も考えてないのか、全く読めない。
先日、膨大な作品ほぼ全部を収録した大全が刊行されましたが。

MONUMENT FOR NOTHING

MONUMENT FOR NOTHING

会田さんの作品は、村上隆以上にオタク文化や、現在の流行風俗を題材にしたものが多いです。そして彼の描く少女の絵はめちゃめちゃ上手くて可愛い。なのでその異常性がより際立つ。
とりあえず、代表作「スペースウンコ」

食用人造少女・美味ちゃんシリーズ

ジューサーミキサー


関連:


3.ヤノベケンジ 1966生
ヤノベケンジ - Wikipedia
http://www.yanobe.com/
前の記事「パート1」の中原浩大さんの項でも出てきたヤノベケンジさん。
文中では「オタク」アーティストということになってましたが、個人的にはあまりそういう印象はないですが。
「太陽の塔」に登るプロジェクトや、実の父がはじめた腹話術の人形「トらやん」とチェルノブイリ原発事故を結びつけたプロジェクトなどで知られてます。いずれも「子供」がキーワードになっています。
「トらやん」プロジェクトは、今年一冊の可愛らしい本にまとめあげられました。

トらやんの大冒険(通常版)

トらやんの大冒険(通常版)

関連:

4.八谷和彦 1966生
「ポストペット」の生みの親としても知られていますが、それも含めて「コミュニケーション」をテーマにした作品が多いです。
最近では、「風の谷のナウシカ」に出てくる凧「メーヴェ」を実際に作って飛ばそうとするプロジェクト「OpenSky」を進めています。

八谷和彦 Opensky2.0

八谷和彦 Opensky2.0

また、はてなダイアラーでもあります。
http://d.hatena.ne.jp/hachiya/



5.西尾康之 1967生
http://www.h4.dion.ne.jp/~mirror/
村上隆主催のアートイベント「GEISAI」出身者。2005年の「GUNDAM−来たるべき未来のために」でのセイラさんの巨大彫刻で訪れた人を圧倒。

http://geisaimagazine.blog11.fc2.com/blog-entry-44.html
これだけスケールの大きな仕事ができるのは並大抵ではないと思う。


 iTunes Store(Japan)


6.木村太陽 1970生
http://www.taiyokimura.com/
木村さんも、会田誠的なバッドテイストが持ち味。稚気と邪気とが混在していて、なんか見ていてもやもやする。それが魅力。
ネットで調べてもあまり資料が出てこない。もっとずっと評価されていいはずなんだけどな・・。
自分が一番好きな作品。白いクマのぬいぐるみに、大量の黒いイヤホンをくっつけて音を出す、という作品「Black Hole」。

気持ち悪い。なんか寒くなる。蓮乳コラに通じるものが。


7.小谷元彦 1972生
http://www.yamamotogendai.org/japanese/artist/odani.html
小谷さんの作品は、様々なパターンの作品がありますが、共通するのはグロであってもあくまでスタイリッシュ。だから一家に一枚としてひっぱりだこ・・・にならないかな〜と思うのですが。

Phantom-Limb 1997年


8.名和晃平 1975生
http://www.kohei-nawa.net/
玩具や生活雑貨、また動物の剥製なんかに透明なビーズをびしーーっと貼り付けた作品が有名。可愛らしさとグロテスクの境目が消失して、変な気持ちになる。


9.束芋 1975生
束芋 - Wikipedia
第1回横浜トリエンナーレ(2001年)で一躍脚光を浴びた映像作家。
とても日本的な湿度の高い絵柄で、シュールな光景が繰り広げられる映像インスタレーションで知られてます。なんというか、カビの生えた部屋に閉じ込められたようなじとっとした空間を作り出すんですよね・・。本人はとても可愛い女性なんですが。

10.さわひらき 1977生
http://www.softkipper.com/
第2回横浜トリエンナーレ(2005年)で注目を浴びた映像作家。
自分はこの人のドリーミーなまどろむような世界が好きすぎる。
なんかあるたびにダイアリーに記事書いてるような気が。


以上。もちろん他にもたくさん素晴らしいアーティストがいます。もし興味があったら画廊なり展覧会なりに行ってみると面白いですよ〜。いや、ほんとに。