ラテン・ジャズ・ファンクの好コンピ盤

スペインの重要クラブジャズ・レーベル〈HITOP〉。このレーベルの主要アーティスト、カスバ73がコンパイルした発掘音源コンピレーション『JAZZ TRAVELS』が8月4日にリリースされる。ジャズを中心に、ラテン、ボッサなど幅広く選曲された本盤は、ほぼ全て少数枚しかリリースされなかったような音源で構成された激レア曲だらけの1枚。

http://www.hitoprecords.com/artistas/jazztravels/jazztravels.html

ジャズ・トラベルズ

ルイス・エサやサリナ・ジョーンズみたいな有名どころの隠れファンキー曲から全然知らない人の曲まで。試聴してみた感じではなかなか暑くてよさそう。
ただ、サイトでは試聴サンプルが1曲ごとにフラッシュになってるのがうざいけど。・・・ということで各曲ごとに直リン。

1. Luis Eça & Orquesta da cordas "Consolaçao"
2. Salena Jones "Right now"
3. The Adam Ross Reeds "Silly savage"
4. Celia "David"
5. Gerardo Batiz "En fa"
6. Chinchilla "Don't kill your fantasy"
7. Archie Whitewater "Cross country"
8. Sebastiao Tapajos y Pedro dos Santos "Tornei a caminhar"
9. Daniel Lencina y Candombes de Vanguardia "Negro en sol menor"
10. Ronnie April's positive energy "Snowflake"
11. Fernando Tordo "Tocata"
12. Esther Phillips "Just say goodbye"

カッチョ良い2・4・10曲目なんかが特にそうだけど、全体にファンキーなビッグバンドを背景に女性が粋に歌い上げる曲が多い印象。ラテンのビッグバンドって、サルサのホーンセクションともまた違うし、ジャズとも違う、独特の艶っぽさがありますよね。