特定の個人に向けたおすすめCDガイド

昨日仲良しさんからメールが来て、こんなCD買ったよーみたいなことが書いてあって。
いいなあ大人買い。ちっ。
それで、メールの行間から「他にもお勧めのを教えろ」と読めたので、彼女の好みやCDの所持状況はだいたいわかるので、ちょこっとリストアップ。
Amazonリンクも張っておくので、あなたは協力費用としてここから買うように。

アリス・クラーク

「私はデニース」やバーバラ・アクリンを購入したなら、次はまずこれでしょう。
激しく歌い上げるヴォーカルと、それに拮抗するブラスセクションとのテンションの高さは感動的ですらあります。

アンソロジー

スリー・ディグリーズからのネクスト・ステップとしてはこのA Taste Of HoneyとかSister Sledge、Emotionsあたりが王道かな。さすがにエモーションズは持ってるだろうから、Sky High Productionsの清涼ファンクを多数収録したこのアンソロジーがおすすめ。

Musical Massage

これは多分知らなかったはず。聴いたらびっくりすると思いますよ、あまりにも良くて。正直なんでこんなに知名度がないのか不思議。知ってる人は大絶賛なんだけど。泣けるほどクリィミィなソウル。ミニー・リパートンとのデュエットもあります。エロいジャケも最高です。

Lucky Fellow: the Very Best of

カーティス好きでリロイ・ハトソンを知らないというのは犯罪です。持ってたかもしれないけど念のために。
てか、本当はオリジナルアルバムで揃えるべきアーティストなんだけど、ほとんど廃盤とは・・・ちょっと愕然ですよ。ありえん。

GOING BACK TO MY ROOTS / THE ANTHOLOGY

もういっちょ野郎ソウル。このおじさんも良いですよ〜。黒くて甘くて暖かくて、チョコレートフォンデュみたい。
Holland/Dozier/Hollandとしてのインヴィクタスレーベルのベスト盤とどっちがいいか迷うところだけど。

Why Can't We Be Lovers

Cold Heat: Heavy Funk Rarities 1: 1968-1974

ケブ・ダージ先生と同じようなディープ・ファンクコレクターで、代官山Airにも来たEgonさんによる編集の超強力ファンクコンピ。
ただ、このへんは多少食傷気味かもしれないので、多少毛色の変わったところで暗黒大陸的にガーナのファンク・コンピなどはいかがでしょうか。

黒くて硬くてゴリゴリしてて、石炭みたい。

ザ・ファントム

ちょっとくどいのが続いたので、最後に清涼剤的な1枚。
敬愛するDuke Pearsonさんのおしゃれでかわいくて適度にファンキーで・・な最高のアルバム。
「ハウ・インセンシティヴ」も名盤で、ジャケのデザインだけなら断然こっちだけど。ブルーノートのこのシリーズは5月まで3枚買うと1枚タダでくれるキャンペーンをやってるので2枚とも買うのも吉。あと1枚買い足してなんかもらいましょう。
http://www.toshiba-emi.co.jp/jazz/bluenote/cam/index_j.htm

こんな感じでどうでしょうか。
気に入るのがあればいいんだけど。