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ドイツ写真の現在/アウグスト・ザンダー展@国立近代美術館


行ってきました。
東京国立近代美術館:ドイツ写真の現在 ― かわりゆく「現実」と向かいあうために/アウグスト・ザンダー展


「ドイツ写真の現在」展は、質は期待通り。でも量がちょっと・・。
10人の写真家を取り上げているのですが、中には作品が数点だけしか展示されてない人もいて、これではその作家さんの特徴を理解するにはちょっと足りない気が。


キモカワ人気のLoretta Lux*1は実作品を初めて観たのですが、写真集よりもディテールが鮮明な分、より人工的な、リアルドール的な、「クリーンな背徳性」がダイレクトに伝わってきました。

LORETTA LUX

LORETTA LUX

個人的にはThomas Demandの紙で作られた「歴史的事件現場のモックアップ」写真がとてもよかった。
総じて今回の出品作家さんたちは、「写す」ことが必ずしも「現実を切り取ること」ではない、ということに自覚的な作品が多くて、日本では根強い「スナップ写真上等」主義とは大きく違う方向を向いていて、自分にとっては非常に面白かったです。


それは、アウグスト・ザンダーの作品にも通底する部分があって、彼の、市井の人々の姿を捉えた写真は、どれもその人の生き方・生活の姿がフィルムに濃厚に写りこむように計算されていて、決してスナップ写真ではないんですよね。
きちんと計算され、構成されているからこそ、普通の人々の姿があれだけ強い力で見る人に向かってくるのだということがわかります。

*1:この展覧会では読み方が「ロレッタ・ルックス」になっていて、写真集は「ロレッタ・ラックス」。ドイツ語読みでは「ルックス」が正しいはずだけど、日本ではLux=ラックスで通ってるからなぁ・・