Nyao's Funtime!!

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マイナーな楽器がリードをとるジャズ音楽

id:third_stone:20050718で紹介されているジャズ・バグパイプ奏者Rufus Harleyのアルバム、ネットで試聴したらあまりにカッコよくてびっくり。
そもそもバグパイプでジャズが成立するだけでびっくりなのに。


最近、マイナーな楽器での音楽に激しく反応する傾向があるみたいです。
アバンギャルド・ジャズによくある「珍妙楽器を振り回すというか振り回されているというか」系ではなく、音色は新鮮だけど作品としては普通に楽しめるものが好きです。
そこで、「マイナー楽器がリードをとっているジャズ」について調べてみることにしました。


ちなみに、以下の楽器はメジャーではないけどマイナーでもないでしょということで除外。

ヴィブラホン、マリンバ、ヴァイオリン、ギター、コルネット、フルート、クラリネット、トロンボーン、ソプラノサックス、バリトンサックス

例によって適宜補追していきます。

  • オーボエ

オーボエはあらゆる楽器の中で最も演奏が難しい部類ときいています。ひょろひょろっとした、くぐもった音色は独特の哀愁が感じられて好きなんですが。
Yusef Lateef
オーボエを効果的に演奏できるアーティストといえば、マルチリード奏者のユーセフ・ラティーフでしょう。曲調エスニックだったりスピリチュアルだったりもしますが、聴きづらいことはなくて、美しいです。

Centaur & The Phoenix

Centaur & The Phoenix

  • ハープ

Dorothy Ashby
Jazz Harpistでの清楚なスタンダード曲の演奏も萌えますが、やっぱりこれ。

Afro-Harping (Dig)

Afro-Harping (Dig)

この黒くて奇妙な音が'90年代以降のヒップホップの音作りに与えた影響は多大。

  • バグパイプ

Rufus Harley

The Pied Piper of Jazz

The Pied Piper of Jazz

超絶かっこいい。なんとか入手します。

  • カリンバ

Stanley Cowell
本来はピアノ奏者だけど、カリンバ(親指ピアノ)奏者としても有名。

Regenerations

Regenerations

Nas"One Love"元ネタのマーチン・オン!参加も有名

  • アコーディオン

http://www.geocities.jp/accordeon_jp/reccd1

  • スティールパン

ヤン富田さんの他に、
Pan Cake
パノラマ・スティール・オーケストラ(公式サイト)を率いる原田芳宏さんが加わった3ピースバンド。
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/pancake/

パンケーキ

パンケーキ


熱いグルーヴの「パノラマ〜」とは対極の、なごみ音楽。どちらも大好き。

  • 尺八

ジョン・海山・ネプチューン
ちゃんと都山流師範免許を持っている外人さん。
持ってるのは

ザ・サークル

ザ・サークル

  • アーティスト: ジョン海山ネプチューン,高尾幸宏,デビット・ハーニッシュ,二村希一,納見義徳,前田好雄,渡辺泰子,堅田啓輝
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 1998/01/21
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爽やかフュージョン+日本の雅+インドの怪しさがミックスされた、とてもとてもユニークな、でも耳に心地よいアルバムです。

  • チェロ

http://www.geocities.jp/jazzcellocafe/album.html

  • ウクレレ

ハーブ・オオタ

ウクレレ・マスターズ?若き日のハーブ・オオタとエディ・カマエ?

ウクレレ・マスターズ?若き日のハーブ・オオタとエディ・カマエ?

  • アーティスト: ハーブ・オオタ,灰田有紀彦,エディ・カマエ,マリシオ・スミス
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ウクレレの偉人ということだけは知ってますが、実際の作品はまだよく知らないのでこれから勉強します。
ジャネット・サイデルの新作「asin:B000A0H5NK:title」はピアノ・ウクレレ・ベースをバックにスタンダードを歌っているのですが、彼女のちょっとカマトトっぽい歌声と呑気なウクレレの音色がマッチしてとてもキュートな作品になっています。

  • 管楽器いろいろ

Roland Kirk

Blacknuss

Blacknuss

マルチリードの怪人として有名な彼。この作品は曲目でも分かるとおり、どちらかというとフリーキーなジャズというよりブラック・ミュージックの範疇に入る作品。

  • ピアニカ

Augustus Pabloという大偉人がいるけど。レゲエだけど。でもジャズ好きの人が聞いても絶対ハマルと思うので挙げ。

Rebel Rock Reggae

Rebel Rock Reggae


日本ではもちろんピアニカ前田さん!

  • チェンバロ

フランスが誇るやさぐれレーベル(いい意味で)、サラヴァからリリースされた、チェンバロ+チェロ+ドラムのありえないトリオ編成によるジャズ。

BJT

BJT


ほとんどの曲は比較的クラシカルな要素というか現代音楽的な要素が強いのですが"Latin Baroque"という曲の明後日の方向に向いたグルーヴ感がたまりません。