Nyao's Funtime!!

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初期ヒップホップのいい加減さはどうして失われてしまったのだろう?

Skin Tight」で、自分の駄文に反応してくださって、興味深い論考をしていただいています。
http://ginger.main.jp/blog/archives/000463.html
ありがとうございます。最初はお礼をコメント欄に書いていたのですが長くなったのでこちらに移動しました。


レゲエは全然詳しくないですけど、特に初期ヒップホップは(レゲエほどではないにせよ)おっしゃるような緩い雰囲気がありますよね。"Good Times"や"Dance To The Drummer's Beat"があればとりあえず成立、みたいな。それで1曲15分だったりとか。しゃべるネタに詰まるととりあえず「イエッスイエッショ〜♪ユドンストッ♪」でつなぐ、みたいな。
まあクール・ハークはレゲエDJだったわけだし、初期ヒップホップはほんとに「ご近所パーティー」ノリだったから、そのあたりも「まあいっか」で済んでいたんでしょう。
ただ、その後のヒップホップの流れをみると、アメリカの黒人さんたちのほうがジャマイカの人たちよりもだいぶ真面目だったみたいで、なんにつけても「オリジナリティ」に比重が置かれて、レゲエのような「手抜き」はNGになっていくんですけども。
今は10分も20分も延々と適当なことをラップし続ける曲ってなくなりましたよね。


日本人は黒人さんたちより更に更に真面目だから、ずっとシリアス上等の空気があってオールドスクール的ないい加減さは許容されてこなかった気がします。*1唯一近いのが近田春夫さんだけど彼の業績はほとんど評価されてないし。ユウさんも同様。
最近になって少し雰囲気が変わった気はしますが。

*1:スチャはニュースクール的な「自覚された」いい加減だし。コアなヒップホップ好きからは嫌われてたし