Nyao's Funtime!!

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 コミティアに行ってきました。


訳あって、コミティアというイベントに行ってきました。
コミケとかコミティアとか、そういったイベントに行くのは
初めてなので、非常になんというか、不安でした。


で、会場を一通りみて、それこそ何百という出展者さんたちの
ブース(というか机?)を見てみたんですが、
コミティアって、パロディーものとかってないんですか?
よく分からないんですが・・・。
いや、あわよくばガッシュ本かなんかあったら買おうと
思ったのに、そういった類の本は全然なかったので。


でも皆さん上手ですね〜・・。
正直なところ、もっと絵とかは下手なのかと思っていたら、
どの作品も、あるレベル以上の絵ばかりで、意外でした。
やはりアニメ絵ややおい系の絵は多かったけれど、
中には有名作家の真似でない、自分の個性をきっちり出した
作品もずいぶんあって、感心することしきりでした。
お話も、単純なエロコメから、壮大なファンタジー、詩的な
作品まで様々とりどり。
あれだけの作品が一堂に会するんですから、人が押し寄せるのも
分かる気がします。


で、自分はその会場にだいたい一時間ぐらいいたのですが、
最後の方は少し息苦しくなってきました。
そこにいる人の熱気もそうですし、その場の
「物語の氾濫」に半ば溺れてしまったというのが実感です。


簡易印刷に閉じ込められた「世界」が、「物語」が、
会場内をうねうねと流れている様子や、
「物語」の中やイラストの中に生きる可愛い女の子たちが
孵化した螳螂のように噴きだしているのが感じられて、
目眩がした、というのが正直な感想です。


この、狭い会場の中で、どれほどの物語が消費されたのだろう?
それでもなお、語るべき言葉は残っているのだろうか?
・・・と、少しブルーになって帰ってきました。
彼らは、自分の中の「世界」や「物語」を純粋に信じているのか、
それとも、・・・・。