Nyao's Funtime!!

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 「の・ようなもの」


昔、ほんとに何度も何度も繰り返し観たビデオをDVDに焼きながら
改めて観ているのですが、やっぱりすごい。
「家族ゲーム」は確かに名作だけど、個人的には「の・ようなもの」の方が
好きだったりする。


'80年代的としか言いようのない、確固たるオフビート感覚。
妙な効果音。「テクノ落語」。ラストの一人歩き。
どこを切り取っても名シーンばかり。
伊藤克信の珍妙なアクセントの棒読みセリフがまた良いのだわ。


・・・でもDVD化はされていないし、今観る方法はかなり限られてるんですよね。
今の森田芳光はやっぱりこの作品を認めていないんだろうか。

 ATG

あと、独特の乾いたオフビート感覚については、'80年代のATG系作品
(「家族ゲーム」はATG作品で、「の・ようなもの」は違ったかな?たしか)
どれも持っている空気感だけど、「の・ようなもの」は特に
大友克洋の初期短編に近い雰囲気を持ってる気がします。
大友さんも落語好きだしね。



ちなみにATGのDVD-Boxは1〜4まであります。
ATG映画傑作選vol.1

  • 黒木和雄『祭りの準備』
  • 東陽一『サード』
  • 根岸吉太郎『遠雷』

ATG映画傑作選vol.2

  • 大森一樹監督『ヒポクラテスたち』
  • 井筒和幸監督『ガキ帝国』
  • 市川崑監督『股旅』

ATG映画傑作選vol.3

  • 斉藤耕一監督『津軽じょんがら節』
  • 黒木和雄監督『竜馬暗殺』
  • 高林陽一監督『本陣殺人事件』

ATG映画傑作選vol.4

  • 寺山修司『書を捨てよ町へ出よう』
  • 寺山修司『 田園に死す』
  • 寺山修司『さらば箱舟』